同製品は約1×1mの範囲を3Dスキャン可能で、複雑な表面も正確に測定できる。スキャン時間や最大解像度を選べる複数のスキャンモードを搭載している。

同製品は、0.100mm＋0.015mm／mの容積精度を持つ。またISO 17025とVDI／VDE 2634パート3規格に準拠しているため、メトロロジーグレード（工業用寸法検査レベル）の測定結果が取得できることも強みだ。

同製品には「ダイナミックリファレンシング」機能を搭載しており、測定中に部品やスキャナーの位置が動いても校正しなおしをしなくても良い。

さらに、スキャンプロセスを簡素化するいくつかの機能も搭載している。短い焦点距離で高品質のスキャンが実行できるフレックスボリューム機能や、人工知能を組み合わせた高度な画像処理によって表面測定を最適化するスマートサーフェスアルゴリズム機能、スキャンワークフローに統合することで自動キャリブレーションが可能なリアルタイムキャリブレーション機能などが利用可能だ。

HandySCAN 3D MAXシリーズは、大型部品の品質管理やリバースエンジニアリング向けなどの用途を想定している。