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Raspberry Pi 4対応タブレットキット「RasPad 3.0」にRaspberry Pi 5を換装してみた

SunFounder製「RasPad 3.0」にRaspberry Pi 5を換装する様子を収録した動画をRaspberry Pi公式ブログが紹介した。

RasPad 3.0はRaspberry Piベースのタブレットを作製できる組み立てキットだ。YouTubeチャンネル「leepspvideo」は、組み立て済みのRasPad 3.0からカメラケーブルやSDカードを取り外して分解し、Raspberry Pi 4からRaspberry Pi 5に換装する一連の工程を撮影した動画を2023年9月30日付で公開している。

もともとRasPad 3.0はRaspberry Pi 4用に設計されているが、Raspberry Pi 5がRasPad 3.0の筐体内に収まるかどうか試してみたいという動機から換装してみることにしたという。

Raspberry Pi 5 and Raspberry Pi 4

Raspberry Pi 4とRaspberry Pi 5は構成が異なるところはあるが、基板サイズは同じだ。ただしRasPad内部のイーサネットケーブルやUSB3.0ケーブルは非常に短いため、Raspberry Pi 5のイーサネットポートに届くようケーブルを若干伸ばして届くようにする必要はあったようだ。

また、Raspberry Pi 5とRaspberry Pi 4ではUSB3.0ポートの位置は変わらないが、その両側にあるイーサネットポートとUSB2.0ポートの配置が入れ替わっているため、イーサネットケーブルとUSB3.0ケーブルを交差させる必要がある。

Raspberry Pi 5 tablet RasPad
Raspberry Pi 5 tablet RasPad

最終的に、Raspberry Pi 5をRasPad筐体内に収納できており、YouTube動画再生や、ChromiumブラウザーによるホームページのWebサイト閲覧など、一連の動作は問題なく動作するようだ。Raspberry Pi 5でのスペックアップに伴いタッチスクリーンの応答性が向上しており、フルHD画質動画の全画面ビデオも再生も難なくできる。

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