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回路基板設計を自動化するAIツール「SnapMagic Copilot」——SnapEDAからSnapMagicへ

SnapEDAから社名を変更したSnapMagicは2023年10月4日、最先端の人工知能(AI)と膨大な同社独自のデータセットを組み合わせた、回路基板設計を自動化するツール「SnapMagic Copilot」を発表した。これは、150万人のエンジニアに利用されてきた電子設計検索エンジン「SnapEDA」の上に構築されたものだ。

SnapMagic全体は3つのステップからなる。Step1はSnapMagic Search(旧:SnapEDA)での部品選択、Step2はSnapMagic Copilotでの回路設計、Step3はSnapMagic Storeでの部品購入だ。

Step1の部品選択では、SnapMagic Searchで何百万もの電子部品向けCADモデル、シンボル、フットプリントから適したものを探し出すことで、素早く設計できる。既存のさまざまなプリント基板(PCB)設計ツール上で、プラグインを利用してダウンロードすることも可能だ。さらに、データシート、仕様、価格などから、設計に最適な新しい部品を検索できる。

Step2の回路設計ステップでは、SnapMagic Copilotが親切な副操縦士として役立つ助言をして、回路基板設計を自動化する。自然言語でチャットしながら回路設計を進められる他、回路図全体をゼロから自動化することも可能だ。こうして自動で完成させることで、回路基板設計のスピードアップが図れる。

Step3の部品購入では、SnapPricingを使用することで、数百の販売代理店にわたる電子部品の価格と在庫状況のデータにアクセスできる。また、在庫切れの部品を使用している場合に、警告を発したり代替品を提案する機能もある。

fabcross for エンジニアより転載)

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