「シリコンバレーはどのように築かれ、アメリカのビッグテックはどう形作られたのか。そして、“次のシリコンバレー”は生まれるのか」

本書は、5年に及ぶ調査と取材で明らかにした、国際的な権謀術策、政治的な思惑、お金、夢と挫折、そして人間ドラマといった幅広い視点から、70年にわたるシリコンバレーの歴史を解体するものだ。

全4幕という構成で、第1幕「スタートアップ」は、第1章「果てしなきフロンティア」～第6章「バブルとその崩壊」、第2幕「製品ローンチ」は第7章「資本主義のオリンピック」～第12章「リスクまみれのビジネス」、第3幕「目指せ公開」は第13章「ストーリーテラー」～第18章「砂上の楼閣」、第4幕「CHANGE THE WORLD」は第19章「情報こそがエンパワーメント」～第25章「マスターズ・オブ・ザ・ユニバース」となっている。

著者はマーガレット・オメーラ氏、訳と解説は山形浩生氏と高須正和氏。A5判672ページで、価格は4950円だ（税込）。