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協働ロボと一緒に使うAM機「REX-Series」、ExtraBoldが発表

(左)「BUTLER fabrication」CG画像、(右)同、切削加工用のCG画像

ExtraBoldが、3Dプリンターとロボットアームを組み合わせた新しいタイプのAM(Additive Manufacturing:付加製造)機のシリーズ「REX-Series」の第1弾として、「BUTLER fabrication」(REX-BUTLER)を発表した。

REX-BUTLERは、同社の大型AM機「EXF-12」の技術を引き継ぎつつ、ロボットアーム型の協働ロボットで造形テーブルを動かしながら造形するタイプとなっている。

同製品では、EXF-12の大型ヘッドを新開発の専用ユニットに固定。さらに専用の造形テーブルを市販の協働ロボットで保持し可動させながら造形する。新たな造形方式のため、ソフトウェアも自社で独自開発している。この方式を採用することで、無駄のない省スペース設計が可能になったという。

現在は、Universal Robots製産業用協働ロボットアーム「UR16e」に対応しているが、今後は対応機種を拡大していく予定だ。また、同機はAMによる造形のみではなく、切削加工ユニットを追加することで複合的な方法での加工も可能になるよう現在開発を進めている。

製品の詳細は2023年12月初旬に同社の製品特設サイトで公開予定だ。販売はまずタイでスタートし、その後の状況を見ながら日本での展開を検討するという。

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