LMシリーズは従来、操作のためにPCと本体を接続する必要があったが、インラインレーザーマーカーは専用タッチパネルで操作できるため、加工の際にPCの接続が不要となる。タッチパネルには専用ソフトウェアを搭載し、テキスト作成機能やシリアル番号機能、QRコードやDataMatrixなどの2次元コード作成機能、外部サーバーとのシリアル通信機能などを備える。

加工時の日時情報を自動で読み込んでの加工も行える。AI／PLT／DXF形式のベクターデータや画像データの読み込みにも対応するほか、光学センサーやエンコーダーを接続するためのインターフェースを備えており、生産ラインでのマーキングを安価に実現することが可能だ。ベルトコンベア上で移動中の加工品などにもマーキングできる。

ただし、インラインレーザーマーカーを使用する場合、「SmartDIYs CAD」が非対応であること、回転軸が使用できないことに注意が必要だ。

インラインレーザーマーカーの販売価格は、19万8000円（税込）。注文を受け付けており、2024年1月中旬より順次発送予定だ。