VRゲームで世界旅行——VRと連動するキャンピングカー型ゲーミングロボット「Giimoe」
2024/01/24 06:30
VRと連動する自動車型ゲーミングロボット「Giimoe」がKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。
Giimoeは、世界中を探索するVRゲームアプリと連動し、ゲーム上の出来事を現実世界で体験できるキャンピングカー型ゲーミングロボットだ。大きな車体には、調理器具や照明器具など生活に必要なさまざまな設備を搭載し、実際に走ったり、設備の動作エフェクトを出したりできる。子ども向けに新たなゲーム体験を提供することで、コーディングや問題解決スキルなどを習得させることを目的としている。
VRゲームでは世界の各地を訪れ、多様な気候や生活環境の体験に加え、車の設備を利用して課題解決に挑戦することができる。ミッションをクリアしてコインを手に入れ、トラベルチケットやアイテムの購入、装備のアップグレードなども可能だ。
iPad用ゲームアプリは2024年3月にリリースする予定で、他のOS対応版の提供も計画している。VRゲームは「世界探索モード」のほか、ストーリーに沿ってコーディングの学習ができる「ストーリーモード」と、ロボットに搭載する設備の動作やエフェクトをカスタマイズできる「フリーモード」を提供する。
ロボットのサイズは570×120×180mm、重さは2500gで、ポゴピンで簡単に接続できるモジュラーデザインとなっている。設備の動作やエフェクト用にDCモーター×6、アトマイザー、スピーカー、ToF/赤外線/ライト/ウォーターセンサー、ポテンショメーター×2、ボタン×8などを搭載し、グラフィックプログラミングインターフェースを使って簡単に制御できる。Wi-Fi通信に対応し、充電用にUSB Type-Cポートを備える。1時間の充電で、約2時間動作する。
Giimoeの予定小売価格は299ドル(約4万4300円)のところ、今なら数量限定早割価格301豪ドル(約2万9400円)で提供する。出荷は2024年4月の予定で、日本への送料は53豪ドル(約5200円)となっている。2024年1月27日までクラウドファンディングを実施しており、1月22日時点で1万豪ドル(約97万円)の目標額を上回る約1万2000豪ドル(約122万円)を集めている。