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ラズパイゼロのポートを拡張——Raspberry Pi Zero用ケース「Vilros Pi Zero Port 'n' Play」

Raspberry Pi Zeroのポートを簡単に拡張できるケース「Vilros Pi Zero Port 'n' Play」がKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。

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Vilros Pi Zero Port 'n' Playは、Raspberry Pi Zero用ブレークアウトボードを収納したケースで、つなげるだけで簡単にポートを増設できる。Raspberry Pi Zeroのコンパクトなフォームファクターの利便性をそのままに、さまざまなプロジェクト向けに機能をフルに活用したいユーザーのニーズに応える。

ケースはRaspberry Pi Zero用とブレークアウトボード用に分かれており、Raspberry Pi Zeroをケースに収納し、ブレークアウトケースのプラグ×3に差し込むだけでセットアップできる。Raspberry Pi ZeroのMicro USBを標準USB×3に、Mini HDMIを標準HDMIに、電源用Micro USBをUSB Type-Cに拡張/変換でき、さらにETHERNETポートを追加する。

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内蔵冷却ファンのオン/オフスイッチをケースに装備し、Raspberry Pi ZeroのMicro SDカードとGPIOの部分にはスリットを入れている。ケースは丈夫かつコンパクトで持ち運びしやすく、デスクトップへの配置や壁への取り付け、組み込みなどの多様なマウンティングオプションに対応する。

Vilros Pi Zero Port 'n' Playは標準モデルを20ドル(約3000円)で、Raspberry Pi Zero 2 W込みモデルを35ドル(約5200円)で入手できる。2024年4月の出荷を予定しているが、今のところアメリカ国内のみ対応する。2024年2月9日までクラウドファンディングを実施しており、2月6日時点で1000ドル(約15万円)の目標額を上回る約4700ドル(約70万円)を集めている。

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