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576個のクリスタルをLEDに取り付けたミラー型ガジェット——Raspberry PiでLED制御

クリスタル576個とNeoPixel LEDを使用した、Raspberry Pi搭載ミラー型ガジェットをRaspberry Pi公式ブログが紹介した。

NeoPixel LEDストリップ、Raspberry Pi 3 B+、Raspberry Piカメラモジュールを使ったミラー型ガジェットに触発されて、Raspberry PiのMaker In ResidenceであるToby Roberts氏が作製したのは、NeoPixel LEDそれぞれにクリスタルを取り付けてフレーム内に24×24個のクリスタルを配置した特大の「LEDミラー」だ。

Massive magic mirror made from 576 glass crystals and NeoPixel LED
Massive magic mirror made from 576 glass crystals and NeoPixel LED

LEDの制御には7インチの「Raspberry Pi Touch Display」を使用し、フレーム背面に電源供給装置とエフェクトを制御するRaspberry Pi 4も設置している。

クリスタルは本物のガラスでできているため、全体の重量は約70kgとかなり重くなっている。また、LEDボードの平らな表面にクリスタルを固定するため、クリスタルのとがった部分をベンチサンダーで研磨しており、この工程に丸1日費やしたとのことだ。

Massive magic mirror made from 576 glass crystals and NeoPixel LED

このガジェットの前に人が立つと、上端フレームに取り付けたRaspberry Piカメラが撮影し、その映像を24×24ピクセルのフォーマットに変換してクリスタルを後ろからLEDで照らすことで、まるで鏡のようにその人の動きをピクセルアートで表示する。その他に、アニメーションや現在の時刻などを表示する機能などを備えている。

追加エフェクトはPythonでプログラミングしており、コードを書く際にはChatGPTも活用したという。

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