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日本発——「Meta Quest」シリーズ対応フィンガートラッキングデバイス「Yubitora+」

「Meta Quest 2/3/Pro」に対応するコントローラー拡張型フィンガートラッキングデバイス「Yubitora+」がKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。VR向けモーションキャプチャデバイスの開発、販売を手掛ける、ジンテクスによるプロジェクトだ。

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Yubitora+は、VRヘッドセットMeta Questシリーズのコントローラーに装着し、フィンガートラッキング機能を拡張できるデバイスだ。SteamVR上でIndexコントローラーをエミュレートするため、複雑な設定をしなくてもさまざまなVRアプリケーションで使用できる。

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本体には静電容量センサーと感圧センサー、バッテリー、基板を内蔵し、装着ベルトと脱着用ボタン、充電用USB Type-Cポートを備える。Meta Quest 2/3/Proの3種類のコントローラーに装着でき、付属のロック機構用ストラップを使いしっかりと固定できる。薄型/コンパクトデザインの後付けデバイスなため、操作感への影響は軽微だという。

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Yubitora+とPC間は専用ドングルによる独自の2.4GHz通信をし、応答速度は10ミリ秒未満で、ほとんど遅延を感じないとしている。デバイスと専用PCアプリを接続するため、Quest LinkかAir Linkを使ってQuestとPCを接続する必要がある。

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左右セットで提供し、片側の重量は約70g。連続で約10時間の動作ができる。VRChat、Resonite、clusterでの動作は確認済みだが、全てのSteamVR上のアプリケーションでの動作は保証していない。

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Yubitora+は本体(左右セット)、専用ドングル、USB Type-Cケーブル、各種コントローラーのロック用ストラップのセットを2万7800円で提供する。2024年7月の出荷を予定しており、国内の送料は900円だ。2024年3月5日までクラウドファンディングを実施しており、3月1日時点で500万円の目標額を上回る約555万円を集めている。

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