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ラズパイでロボティクスを学ぶ——AIロボットカー「Meet Doly」

STEM教育に最適なAIロボットカー「Meet Doly」がKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。

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Meet Dolyは、センサーやAIなどさまざまな機能を搭載し、自律走行ができる小型のAIロボットカー。一緒に遊ぶだけでなく、ロボットの動く仕組みやコーディングで制御する方法を学ぶなど、ロボティクスの学習にも活用できる。

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制御用にRaspberry Pi CM4を採用し、高解像度カラーディスプレイ×2、Micro SDカードスロット、USBポート、マイク×2、スピーカー×2、8MP広角カメラ、ToFセンサー、タッチセンサー、モーションセンサー、赤外線エッジセンサーなどを搭載。両サイドのアームを上下させたり、2つのディスプレイに大きな目を表示したり、などさまざまな動きが可能だ。

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モーションセンサーやタッチセンサーが検知した情報を分析し、どのように扱われているかを判断できる。キャラクターは扱い方によって形成され、感情によって反応や目の表情、動作が変化するという。カメラでは、スナップショットの撮影や、人の顔の記録と識別が可能。データは内部ストレージに保存し、AI処理は端末で実行するため個人情報が外部に漏れることはない。

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自然言語理解(NLU)システムを搭載し、音声コマンドに対応する。「Hey Doly」と呼びかけた後に指示や質問をすれば、タイマーをセットしたり、天気予報や時間などを教えてくれたりする。専用アプリでは、カメラの映像を映しながらのリモートコントロールや、テキストを入力して任意の言葉を話させることもできる。

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Meet Dolyは、今なら特別価格429カナダドル(約4万7500円)で入手できる。出荷は2024年8月の予定で、日本への送料はキャンペーン終了後に決定する。2024年3月14日までクラウドファンディングを実施しており、3月5日時点で8000カナダドル(約89万円)の目標額を大きく上回る約27万カナダドル(約2947万円)を集めている。

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