自分のスマホをコンパニオンロボットに——ChatGPT対応AIロボット「LOOI」
2024/04/03 06:30
ロボット本体にスマートフォンを取り付けて完成させるAIロボット「LOOI」がKickstarterに登場し、目標額の40倍の調達に成功している。
LOOIは、スマートフォンのディスプレイに表情をアニメーション表示し、コミニュケーションできるコンパニオンロボットだ。OpenAIの対話型生成AI「ChatGPT」を実装し、シンプルなボイスコマンドだけでなく、日常会話を理解して自然な反応を返すことができる。
スマートフォンの取り付け面はマグネットとなっており、MagSafe搭載iPhoneであればそのまま取り付けられ、未搭載の場合は背面カバーに付属の磁気リングを貼ることで取り付けられる。
Android/iOS対応の専用アプリを提供し、スマホのカメラを使って顔や物体、ジェスチャー認識をしたり、自動で人物を追尾しながら動画を撮影したりできる。自律走行も可能で、各種センサーが障害物や机の端を検知するため、衝突や落下をすることなく走り回ることができる。
他にも、モーションセンシングゲーム、写真の加工、ライト照射、別のスマホからのリモートコントールといった機能を搭載する。15Wワイヤレス充電にも対応し、充電スタンドとしても利用できる。今後もアプリのアップデートにより、顔のアニメーションやスキル、機能、対応言語、ゲームなどの充実化を図る。
LOOIの予定小売価格は169ドル(約2万6000円)のところ、今なら数量限定早割価格119ドル(約1万8000円)で入手できる。2024年8月の出荷を予定しており、日本への出荷は無料で対応する。2024年4月12日までクラウドファンディングを実施しており、3月25日時点で5000ドル(約75万円)の目標額を大きく上回る約21万ドル(約3200万円)を集めている。