MIGO Ascenderは、フラットなフロアに加え、階段を登りながら各段の掃除ができるロボット掃除機だ。高い段差が登れない一般的なロボット掃除機にはできない階段部分の清掃や、階上までの広範囲な自動清掃が可能になる。

本体には、HDカメラ、LiDAR、ToFセンサー、AIアルゴリズムを搭載し、周囲の状況の認識と効率的な移動経路の生成、障害物の回避などが可能だ。階段を認識すると、両サイドのアームで本体を段上まで持ち上げて階段を登る仕組みだ。

4本のオムニホイールで全方向に移動でき、各段では横方向に移動して掃除をする。底面中央のローラーブラシは、移動方向に応じて90度の旋回が可能。回転してゴミを掻き出すサイドブラシと9700Paの強力な吸引力、17Nのモップ圧力を組み合わせ、隅々まで丁寧な掃除ができる。

本体のサイズは420×285×95mmで重さは5.7kg、マーブルフロア、ウッドフロア、ラミネートフロア、カーペットなどの掃除に適している。階段は220mmまでの高さで、各段に400×150mmのスペースを確保できるオープン階段、カーブ階段、螺旋階段に対応する。12000mAhの大容量バッテリーを搭載し、1回の充電で最大500m²の範囲を掃除できる。操作用に、Android／iOS対応アプリを提供する。

完全密閉型オールインワンベースステーションがセットになっており、自動でゴミと汚水の回収、給水と乾燥、充電が可能。ステーションのサイズは500×352×450mmで、重さは10.3kgだ。

MIGO Ascenderの予定小売価格は1499ドル（約23万3000円）のところ、今なら数量限定早割価格849ドル（約13万2000円）で入手できる。2024年7月の出荷を予定しており、日本への送料は価格に含まれる。2024年4月30日までクラウドファンディングを実施中で、4月25日時点で1万ドル（約155万円）の目標額を大きく上回る約240万ドル（約3億7150万円）を集めている。