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組み込み用途のラズパイ——「Raspberry Pi Compute Module 4S」に大容量メモリ搭載モデルを追加

Raspberry Pi財団は、「Raspberry Pi 4 Model B」の組み込みモジュール版「Raspberry Pi Compute Module 4S(CM4S)」に、大容量メモリ搭載モデルのラインアップを追加した。

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Raspberry Pi 4 Model BのアーキテクチャーをベースにしたCM4Sは、産業用途向けに「CM3/CM3+」と同じSODIMMフォームファクターを継承し、処理能力とメモリの増強ニーズに応えるものだ。これまで提供してきたモデルのLPDDR4 SDRAMの容量は1GBのみだったが、新たに2GB/4GB/8GB搭載モデルがラインアップに加わった。

CM4Sは既に在庫のある状態で、認定代理店での販売を開始している。200ユニット入りボックス単位で提供し、ユニットあたりの価格は25ドル(約4000円)~、納期は最長で6週間。産業向けということで、2034年までは生産を継続するとしている。CM1/CM3/CM3+からCM4Sへの移行を支援するドキュメントを作成済みで、加えてプロダクトブリーフおよびデータシートも公開している。

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