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ギアや機構などの造形に——ストラタシスが高精細造形機能の追加を発表

今回発表した新技術による造形サンプル:(左の3つ)センサー、(右)米粒

ストラタシスは、同社の3Dプリンティング技術「SAF」の高精細造形関連の新機能と3Dプリンター「H350」のアップデートについて、2024年4月に発表している。

SAFの高精細造形機能は、ファームウェアアップデートの一環として提供する。詳細な解像度で正確な高精細造形を可能にするよう設計されている。これにより、複雑な部品を造形し、設計能力を拡大できるという。特に、航空宇宙、自動車、ヘルスケアなどの業界においてはSAFの熱制御により、ギアや機構の造形など、滑らかで精密な造形を必要とする工程での活用を想定する。同技術による造形サンプルとして、センサーと米粒の例を紹介している。

量産規模向けパウダーベッドフュージョン方式3Dプリンター「H350」の新バージョンとなる「H350 V.1.5」は、センサーとリモートサービス機能が改善され、操作とサービスの利便性が向上したとのこと。SAFのファームウェアアップデートも付属している。なおSAFのアップデート機能は、H350の旧バージョンでも利用できる。


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