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Anycubic、3Dプリンターのフラッグシップモデル最新版「Kobra 3 Combo」と「Photon Mono M7 Pro」を発売

Anycubicは、アップグレードした3Dプリンターのフラッグシップモデル「Kobra 3 Combo」「Photon Mono M7 Pro」の販売を開始した。両モデルとも新機能の追加と強化により、造形速度と精度、ユーザービリティの向上を図っている。

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Kobra 3 Combo は、FFF方式3DプリンターのKobra 3を、「AnycubicカラーエンジンPro(ACE Pro)」と組み合わせることでマルチカラーに対応する。ACE Proは1台につきフィラメント4本を格納でき、ACE Proを2台接続して最大8色のマルチカラー造形が可能だ。フィラメントのRFID認識機能や運転中に最適な状態を維持するアクティブドライ機能などを搭載し、長時間の稼働でも安定した造形品質を保証する。

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Kobra 3のサイズは452.9×504.7×483mmで重さは9.2kg、ACE Proのサイズは365.94×282.84×234.5mmで重さは4.6kg。最大造形サイズは250×250×260mmで、シングルカラーモードでの最高造形速度は秒速600mmだ。フィラメントはPANTONEとの協業により、ピーチファズ、インターステラーバイオレット、トロピカルターコイズ、スプリングリーフのカラーバリエーションを用意する。

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公式Webサイトでは、Kobra 3とACE Proをセットにした「Kobra 3 Combo」を標準価格549ドル(約8万6000円)のところ、早割価格449ドル(約7万円)で販売している。

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光造形方式3DプリンターPhoton Mono M7 Proは、14K解像度(13312×5120ピクセル)の10.1インチモノクロLCDスクリーンを搭載。COB光源とフレネルレンズを組み合わせた「LighTurbo 3.0」を採用し、XY軸精度16.8×24.8μmの高精細な造形が可能。レイヤー厚0.1mm設定時の造形速度は、標準レジンの場合は1時間あたり130mm、 高速レジンであれば170mmの造形ができる。

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Photon Mono M7 Proの本体サイズは310×315×520mm、重さは12.8kgで、最大造形サイズは223×126×230mm。標準/高速タイプ、水洗い可能タイプ、ABSライク、プラントベースなどのレジンに対応する。操作用の5インチIPSタッチスクリーンを搭載し、スライサーソフトはAnycubic Slicingが使え、CHITUBOXとTangoを5月末からサポートする予定だ。

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公式Webサイトでは、標準価格669ドル(約10万5000円)のところ、早割価格549ドル(約8万6000円)で販売している。

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