新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ラズパイで指文字を音読——指文字翻訳メガネを自作する

MakerのNekhil氏は、自作ハードウェアのコミュニティサイトHackster.ioに、指文字翻訳メガネの自作プロジェクトを紹介した。

photo

Nekhil氏が開発した指文字翻訳メガネは、3Dプリンターで造形したメガネフレームに、Raspberry Pi Zero 2 WやCamera Module 3などを搭載。両目の中央に配置したカメラモジュールで指文字を読み取って、サウンドカードで音声出力するというものだ。

photo

指文字の認識には、オープンソースのスマートマシン・ソフトウェアプラットフォーム「VIAM」を利用し、マシンラーニングを活用したデータ処理で指文字を認識する。

photo

音声出力には、メガネのテンプル部のケースに組み込んだUSBサウンドカード、アンプモジュール「PAM8043」、3Wスピーカーを使用する。

photo

メガネフレームのデザインにはFusion 360を使い、造形は一般的なコンシューマー向け3Dプリンターできるとのこと。Hackster.ioとGitHubに、必要なハードウェアとソフトウェア、コードの情報を公開している。

photo

メガネの正面にあるカメラモジュールの前でジェスチャーをする必要があるうえ、幅広い手話を翻訳するためには、指文字だけでなく、動きのあるハンドジェスチャーを読み取って解釈する必要があるなど、解決すべき課題は多い。Nekhil氏はコミュニティからさまざまな改善のアイデアを求めているようだ。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る