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空気中から1日19リットルの水を抽出する多機能ウォーターサーバー「DrinkingWater」

米DrinkingMakerは、空気中から水を抽出するソーラー式の多機能ウォーターサーバー「DrinkingWater」を開発した。クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で2024年5月21日からクラウドファンディングを実施。6月14日時点で15万6298ドル(約2467万円)の出資を集めている。

DrinkingWaterは、空気から水を抽出する機能に加えて、空気清浄機と除湿機の機能を兼ね備えたウォーターサーバーだ。空気中の水分を効率的に取り込み、1日に最大で19Lの水を生成する。乾燥した地域でも空気中から水を集め、貴重な水源として機能するとうたっている。

DrinkingWaterはUV殺菌技術を採用し、水タンク内の強力なUV-C殺菌装置によって微生物や残留細菌を捕捉/中和して99.9%を除去。20分ごと、1日あたり72回稼働させて殺菌することで、水の安全性の確保に努めている。また、Air Trueテクノロジーにより、空気中のPM2.5粒子99.97%を吸着する。

さらに、交換可能なミネラルフィルターを使用すれば、水質をカスタマイズできる。フィルターには、血行を改善してコーヒーやお茶、離乳食に適した「Equilibrium Type」、免疫を高めて食材の調理に適した「Vigor Type」、アルカリ性で電解質を素早く補給できる「Alkaline Type」の3種類が用意されている。

40dB以下の静音設計で、自宅のキッチン、オフィス、寝室などに設置しても稼働音は気にならないという。ソーラーパネルでも充電できるので、屋外やキャンプ、アウトドアでの活動にも持ち運んで利用できる。

Indiegogoでは、プライマリー版が329ドル(約5万2000円)、プライマリー版よりも容量の大きいプロ版が389ドル(約6万1400円)で販売されている。

fabcross for エンジニアより転載)

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