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各種ゲーム機にも対応——ARグラスとコントローラーをセットにした「Rokid AR Lite」

ARグラスとコントローラーをセットにした「Rokid AR Lite」がKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。「Rokid Air」などを展開する、中国のARグラスメーカーRokidによるプロジェクトだ。

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Rokid AR Liteは、ARグラス「Rokid Max 2」と専用コントローラー「Rokid Station 2」をセットで提供する。各種ゲーム機やスマホ、ノートPCなどとも接続でき、300インチ相当の巨大スクリーンでゲームや動画、Web会議など幅広く活用できる。画面サイズの調整や、3画面を表示させ、それぞれの画面でアプリを同時に操作できるマルチアプリモードにも対応する。

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Rokid Station 2とARグラスとはUSB Type-Cケーブルで接続し、ほぼすべてのAndroidアプリを立ち上げ、3DoFシステムレベルの操作ができる。300インチ相当のスクリーンは解像度1920×1200で、色域108%、最大輝度600nitのクリアなイメージを表示でき、4Kの30fpsデコードにより3Dコンテンツをスムーズに再現する。

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Rokid Station 2以外にも、AndroidデバイスやiPad、iPhone 15、Mac/Windows対応ノートPCなどと接続が可能。ゲーム機「Steam Deck」とは直接接続でき、HDMIアダプターを中継させればPS4 Slim/5、XboxシリーズX/Sと、USB Type-Cハブ「Rokid Hub」を介してNintendo Switchにも接続でき、各種デバイスのスクリーンをそのままARグラスに表示できる。

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Rokid Station 2は、容量5000mAhのバッテリーとWi-Fi/Bluetooth通信機能を搭載し、フルチャージで4時間使用できる。ARグラスの重さは75gで、色はナイトブラックとドーンシルバーから選べる。50度の幅広い視野角を備え、近視度数を0.00~6.00D、IPD(瞳孔間距離)を53~75mmの間で調整できる。

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Rokid AR Liteは予定小売価格499ドル(約8万円)のところ、今なら数量限定早割価格2960香港ドル(約6万1000円)で入手できる。オプションで、専用キーボートを59ドル(約9500円)、Bluetoothイヤホンを39ドル(約6300円)、Rokid Hubを99ドル(約1万6000円)で提供する。出荷は2024年9月を予定し、日本への送料はキャンペーン終了後に決定する。2024年7月11日までクラウドファンディングを実施しており、7月2日時点で目標額の15万6230香港ドル(約323万円)を大きく上回る約805万香港ドル(約1億6700万円)を集めている。

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