自作の発酵ドリンクを楽しもう——オールインワンの自家製ビールキット「iGulu S1」
2024/08/21 06:30
オールインワンの自家製ビールキット「iGulu S1」がKickstarterに登場し、わずか8分で目標額の調達に成功している。
iGulu S1は、発酵、熟成、冷却、サーバー機能を1台に集約したオールインワンのスマート醸造キットだ。ビールの材料(モルト、ホップ、酵母など)を投入するだけで、約2週間後には新鮮な冷えたビールが出来上がる。
開発元が提供する材料にはRFIDカードが付属し、本体に読み込ませるだけで各種パラメーターが設定され、材料やパラメーターのカスタマイズにも対応する。醸造プロセスは専用アプリから確認でき、独自の「FermControl 2.0」技術が圧と温度、時間を精密に制御することで、高品質なビールが完成するという。
ビールだけでなく、紅茶キノコ、りんご酒、ミード(蜂蜜酒)、白ワインなど、各種発酵ドリンクの醸造が可能。5リットルのケグ(樽)は口が広く、チューブは取り外せるため簡単に洗浄ができる。ただし、日本の酒税法では個人が酒類の製造免許を受けることなくアルコール度数1%以上のお酒を自家醸造することは禁じられているため、注意が必要だ。
iGulu S1の予定小売価格は549ドル(約8万円)のところ、今なら数量限定早割価格の299ドル(約4万4000円)で入手できる。2024年12月の出荷を予定しており、日本への送料は65ドル(約9500円)だ。2024年8月25日までクラウドファンディングを実施し、8月20日時点で1万ドル(約146万円)の目標額を大きく上回る約39万ドル(約5840万円)を集めている。