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射出成形機を使わない安価な「メルトフォーム」金型、テクノラボが提供開始

テクノラボは、「メルトフォーム」金型の提供を開始した。射出成形機を使用せず熱可塑性樹脂を金型内で直接溶融し賦形(ふけい)するテクノラボが独自開発した技術だ。単体から100個程度の少量生産まで対応できる。

メルトフォームは射出成形機を使用しないため、洗浄のための材料が不要だ。真空成形や3Dプリンターよりも多様な素材を取り扱えることが利点だ。

シンプルな金型構造で製造するため、従来の射出成形より金型コストが廉価になる。製品のサイズごとに金型費用の定価を設定し、最小サイズで15万円からとなる。ロボットの外装や、対人サービス用端末やドローンの部品などでの利用を想定する。

メルトフォームは、2024年10月9日から東京ビッグサイトで開催される「エヌプラス」展示会に出展予定だ。

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