ロボット向けシングルボードコンピューター「RDK-X3」発売
2024/10/02 11:30
スイッチサイエンスが、Shenzhen D-Roboticsのロボット向けシングルボードコンピューター「RDK-X3」と専用カメラモジュールなどを販売開始した。
RDK-X3は、5 Tops(Tera Operations per Second)の推論演算能力を備えた開発ボード。CPUはクアッドコア Arm Cortex-A53(1.5 GHz)、BPUはデュアルコア Bernoulli Archを搭載する。さまざまなセンサーや柔軟なハードウェア拡張、接続オプションに対応するのが特徴だ。デュアルバンドWi-Fi 1GbEに対応し、メモリは4GB LPDDR4 RAMを搭載、最大64GBのオンボードメモリーに対応する。
周辺機器として、「D-Robotics RDK X3用オフィシャルケース」(オフィシャルケース)、「D-Robotics RDK X3用カメラモジュール RS800」(カメラモジュール)、「D-Robotics RDK X3用カメラアダプタ」(カメラアダプタ)も発売する。
オフィシャルケースはD-Robotics公式の金属製ケースで、ヒートシンクとしても機能する。カメラモジュールは自動露出制御と自動ホワイトバランス制御を備え、HD動画などに適した高解像度IMX219 8MPセンサーを備える。カメラアダプタは、RDK X3でRaspberry Pi用のさまざまなカメラを使えるようにするアダプタで、RDK X3のCSIインターフェースを2列15ピンに変換する。
価格はRDK-X3が1万1330円(初回在庫に限り10%オフ)、オフィシャルケースが1650円、カメラモジュールが3960円、カメラアダプタが770円(いずれも税込)で、スイッチサイエンスのオンラインショップで販売中だ。