木製のボード上に浮かび上がるメニューを操作——「muiボード第2世代」国内での先行予約を開始
mui Labは開発中の新製品「muiボード第2世代」のクラウドファンディングをMakuakeで2024年10月24日から開始した。同製品は2024年1月にKickstarterで実施したプロジェクトと同じ製品。2024年10月に発表したSWITCHBOT、NanoLeafとの事業提携に併せて、国内での先行予約を開始した。価格は先行割引価格で6万6000円から。
muiボードは、木製のボード上に浮かび上がるメニューを操作することで、手書きやボイスメッセージの送受信に加え、照明やスピーカー、エアコンなどの操作が可能なスマートホームコントローラーだ。スマートホーム関連機器の共通通信規格「Matter」と「ECHONET Lite」を採用している。
2024年10月にSWITCHBOTと事業提携を締結し、同社のIoTハブ「SwitchBot ハブミニ」との接続に対応した。これによって、赤外線通信での家電の操作にも対応する。
また担当者によれば、あらかじめ登録した家電の設定を記録しておき、ワンタップで一括操作できる機能を開発しているという。寝る前にタップすると居間の照明を消して、寝室の空調をあらかじめ設定した温度に保つといったように、生活のシーンごとに必要な家電の操作を一括で行えるようになる。設定方法などは今後も詳細を詰めていく予定であり、ユーザーに手間をかけさせない登録方法を検討中だ。
muiボードの本体サイズは585.8×78.5×26mm、重量は850g。通信インターフェースにBLE(Bluetooth Low Energy)とWi-Fiを採用している。
クラウドファンディングは2024年10月24日から2025年1月17日まで実施、割引価格での購入プランの他、SWITCHBOT製品や、Nanoleaf製品とのセット購入プランも用意されている。