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スマートホーム共通規格「Matter」に対応——mui Labが「muiボード第2世代」の先行予約を開始

mui Labは2024年1月8日、スマートコントローラー「muiボード 第2世代」の先行予約をKickstarterにて開始した。

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muiボードは、木製のボード上に浮かび上がるメニューを操作することで、手書きやボイスメッセージの送受信に加え、照明やスピーカー、エアコンなどの操作が可能なスマートコントローラーだ。

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第2世代では、スマートホーム共通規格「Matter」に対応。そして「More Playful Moment/くらしにより豊かな時間を」というテーマのもと、「最も深淵なテクノロジーはその姿を消す」という「カームテクノロジー」を応用したUI/UXを進化させたとしている。

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2019年から進めていたワコムとの共同開発によるAI技術やデジタルインク技術を利用し、muiボード上に描いた手描き文字を表示したり、手書きの筆跡をAIが解釈し「誰が、どのような気持ちで書いたか」を把握してプラットフォームに記録、過去の記録を思い出のように再生する機能も搭載している。

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また、2023年に三菱地所と共同開発したインターフェース「Energy Window」を採用し、家庭内の電気/ガス/水道の使用量や、太陽光発電の発電量や蓄電池の残量といったエネルギー状況もリアルタイムで把握できる。

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muiボード 第2世代の本体サイズは585.8×78.5×26mm、重量は850g。電源スイッチやスピーカーは目立たない背面に配置することで、外観は自然素材のシンプルな木板に見えるデザインとした。通信インターフェースにBLEとWi-Fiを採用し、MatterやECHONET Liteなどのプロトコルをサポートする。

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Kickstarterでのクラウドファンディングは2024年2月18日まで実施し、「muiボード第2世代(日本からの購入)SUPER EARLY BIRD」が499ドル(約7万2000円)で購入できるプランなどを用意。リターンの発送は2024年内を予定している。

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なお、mui Labは2024年1月9〜12日に、アメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催される「CES 2024」に「muiボード 第2世代」出展、3度目となる「CES Innovation Awards」を受賞した。

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