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高強度光造形3Dプリンター用レジン「COR Zero」

高強度の光造形3Dプリンター用レジン「COR Zero」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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開発元の米polySpectraは、10年以上の研究を経て、高強度の光硬化樹脂である「COR(Cyclic Olefin Resin:シクロオレフィンレジン)」を開発。CORは、最終用途部品に求められる品質、再現性、信頼性において最高レベルの基準を備える優れた材料としており、3Dプリンター用レジンに適用することで、Makerやホビイストが保有する手頃な機器でも、製品品質の部品の造形と後処理ができるという。

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COR Zeroの造形には、温度と光強度の制御機能を搭載するDLP/LCD方式3Dプリンターの使用を推奨する。-20℃の冷凍庫内で保存し、造形前に解凍、造形中は35~40℃に維持する必要がある。冷凍&解凍装置をアドオンで提供する。造形後の清浄は「supaRinse」を、ポストキュアには「waveCure 2.0」を使い、電子レンジかコンベクションオーブン、IRオーブンで処理をする。処理後の造形部品は、優れた引張強度、衝撃強度、熱特性、生体適合性を備える。supaRinseとwaveCure 2.0はサンプルとしてレジンに付属し、電子レンジを含むキュアリングキットをアドオンで提供する。

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COR Zeroは、0.5kgを155ドル(約2万4000円)、1kgを300ドル(約4万6000円)、2kgを500ドル(約7万7000円)、5kgを1125ドル(約17万2000円)で提供する。2025年2月の出荷を予定しており、日本への送料は125~200ドル(約1万9000~3万1000円)だ。2024年11月8日までクラウドファンディングを実施し、10月29日時点で1万ドル(約153万円)の目標額に対して約4600ドル(約70万8000円)を集めている。

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