YouTuberが、ナットなどの汎用部品を使用したダイヤル錠付きのドアラッチ製作過程を公開
2024/11/11 06:30
DIYを専門とするYouTubeチャンネル「The Q」は2024年10月4日、ナットを始めとした汎用の部品を使用した「ドアラッチ」の製作動画を公開した。The Qはウクライナ発、登録者数1320万人の人気チャンネルだ。
動画の冒頭で、成人男性の指が通るほどの直径のナットが3個用意された。登場する男性がこの3つのナットを使ったダイヤル錠の製作を思いつき、作業が始まった。
まず、ダイヤルとなるナット内周のネジ山を、「かけ金」となる金属シャフトが通るように削って直径を広げた。そして、3本のボルトをシャフトに垂直に埋め込んだ。ボルトの頭を切断して研磨することで、シャフト上に3つの突起が完成した。
ダイヤル錠を構成する3個のナットの内周には、この突起が通れる切り欠きを入れた。ナットが回転して切り欠き部が突起の位置に重なると、ナットがシャフト上をスライドして解錠できる。仕上げに解錠用の数字を、並びが「007」になるようにナットの外周に刻印した。
続いて、ドアラッチの外枠となる中空の金属製の角柱を用意し、ナットとレバーを取り付けるための切り込みを入れて、改造したナットとシャフトをこの角柱に固定する。
最後に、扉に見立てた板に完成したラッチを取り付けた。ナットを回して番号を変えて確認したところ、「007」以外ではレバーは動かず、しっかりと施錠されていることを確認して完成となった。
(fabcross for エンジニアより転載)