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シャープのPC「X68000」復活プロジェクト、第4弾が登場——「X68000 Z SUPER」「X68000 Z XVI」の復活目指す

ワークステーション「X68000 SUPER」と「X68000 XVI」を復活させるプロジェクトがKibidangoに登場した。

X68000復活プロジェクト「Project Z」の第4弾となる今回のプロジェクトでは、1991年にシャープより発売されたX68000シリーズ7機種目のモデル「X68000 SUPER」の復刻プロダクトである「X68000 Z SUPER」と、同じくシリーズ8機種目のモデル「X68000 XVI」の復刻プロダクトである「X68000 Z XVI」の復活実現を目指す。

X68000 Z SUPERの本体にはUSB Type-A/C、HDMI、UARTに加え、MIDIポート、SCSIポート、D-SUBポート、NanoITXポートを搭載。メインボードにはWi-Fi機能も備えている。最大1.2GHzのクアッドコアArm Cortex-A7とMali-400MP2 GPUを、メモリはDDR3 512MByteを搭載する。

想定サイズは226×97×169mm、想定重量は700~900g。ITXボード(別売)を搭載すると、Windowsとのダブルブートも実現可能だ。

加えて、X68000 Z SUPER本体の外観とマシン性能をX68000 Z XVI仕様に変更できるカスタムキットも付属する。

X68000 Z SUPERの出資額は5万9800円(送料/税込)から。X68000 Z XVI(完成品)が届くコースも、6万8000円(送料/税込)で用意されている。2製品ともクラウドファンディングの支援者限定プロダクトで、今後も一般発売の予定はない。

Kibidangoでのプロジェクトは2025年2月27日まで。目標金額3300万円に対して、2025年2月12日時点で1億5500万円以上を集めている。リターンの発送は2025年秋ごろを予定している。

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