新しいものづくりがわかるメディア

RSS


Maker Faire Tokyo 2014注目のMaker

あの“neko-tter”がMFT2014に登場! 「ハルロック」を支える敏腕の男たち

毎年秋に開催される、日本最大の個人のものづくりフェス「Maker Faire Tokyo 2014(MFT2014)」。fabcrossでは3週に渡ってMFT2014に出展する注目のMakerを紹介する。
今回は、週刊モーニングに連載中の電子工作マンガ「ハルロック」の作者、西餅さんと、その影でハルロックを支える関係者の方々に話を伺った。

可能性がある趣味なんだと思ってから、見方がガラリと変わりました

——ハルロックは、女子大生の晴ちゃんが電子工作をするという、一風変わったシチュエーションのマンガですが、なぜ女の子と電子工作という組み合わせが生まれたのでしょうか。

西餅:元々は理系女子とメカニックの組み合わせに憧れがあったんです。でもクルマ、バイクというのはもうすでにあって。夫と話しているうちに唐突に「電子工作はどう?」ということになって。リケジョとメカというパターンにはあてはまっていますが、最初はピンと来ませんでした。しかし、鳥居さんというすごく詳しい人がいるということで、アドバイザーにお迎えして。その後、制作物をネットで調べたりしているうちに、これはマンガになりそうだと思いました。

——どの部分がマンガになりそうと思ったのでしょうか。 

10月23日に発売された「ハルロック」第2巻。 10月23日に発売された「ハルロック」第2巻。

西餅:電子工作は、手順がすごくはっきりわかって、実際にできるというところです。青年誌なので、リアリティを大切にしたいと思い、ほんとにできるんだというところを重要視しました。

——ハルロックを描き始めてから、描く前に感じていたことと違う部分というのはありますか?

西餅:最初は電子工作に関する知識がまったくなかったので、マニアックなホビーというイメージでした。いろいろと勉強していくうちに、割と自分たちの生活とつながっていて、夢もある。ちょっと大げさですけど、SFだなと思ったんです。可能性がある趣味なんだと思ってから、見方がガラリと変わりました。

——マンガに出てくる電子工作のアイデアは西餅さんが考えているんですか?

西餅:はい。そのアイデアが実現可能かどうか夫と鳥居さんに相談しています。二人とも電子工作は素人ですので、大まかな絵を書いて鳥居さんに見せて、そのアイデアを実現できるか確認しています。

——なかには実現できなかったアイデアもあると。

西餅:ただ、鳥居さんの実現率がすごいんです(笑)。

鳥居:たまにダメなものもありますけど。 

鳥居順次さん。ニャロ・コンピュータ取締役。アドバイザーとしてハルロックを支えている。 鳥居順次さん。ニャロ・コンピュータ取締役。アドバイザーとしてハルロックを支えている。

——マンガに出てくる電子工作の作品は、再現性は意識されているんですか?

鳥居:7割くらいは趣味の電子工作でできるようになっています。残り 3 割を再現するにはハード、ソフトを含めて高い技術が必要です。

 

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. 子どもからmakerまでArduinoの活用法を学べる——ステップバイステップ電子ガイドブック「Arduino for Everyone」
  2. お座りや伏せができる——リアルな犬のアクションフィギュア「スタイリッシュ ワンワン」
  3. 集めたデータをグラフ表示できる——IIJ、個人向けIoTデータ可視化/監視サービス「Machinist」を提供開始
  4. スイッチサイエンス、M5Stack製AIカメラとSipeed製AI開発ボードを発売
  5. シャーレ上でヒト毛包の生成に成功——3Dプリンターを活用した毛髪再生治療法の研究
  6. 電子部品をクラウド化——「オーダーメイドPoCキット」シリーズ販売開始
  7. KiCad 5.1攻略本が付属——CQ出版、「トランジスタ技術2019年8月号」発刊へ
  8. LED線光線で高精細スキャンニング——ジュエリー用3Dスキャナー「D3D-s」
  9. 「企業内メイカースペースは、社内外の垣根を越え、つながりを作る」Microsoft、Googleの取り組み
  10. MIT、画像認識力を向上させる点群データの識別手法を開発

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る