Julie Wataiと電子工作チャレンジ!
世界に一つだけのくま型トイデジタルカメラを作ろう
試し撮り
実際にくまカメラで撮影してみました。チープなトイデジクオリティの写真が撮れます。また、シャッターを切ってからmicroSDに写真が記録されるまでけっこう時間がかかります。というわけで、市販のカメラと比べちゃうとだいぶ愛嬌のある仕様ですが、これはこれでかわいいからOKだと思います。
とにかくちゃんと動いているし……大成功!
ちなみに、くまカメラはストラップが取り付けられます。お気に入りのストラップで、くまカメラとお散歩しましょう。
マイナーアップグレード
撮影当日は基盤ごとセロハンテープで留めていたバッテリーレベルインジケーターのLEDですが、後日ちょっと気になったので基板からLED配線を延長してLEDのみ接着剤で固定。さらに、回路が透けて見えたほうがかっこいいので、筐体内部にもうひとつLEDを増設しました。
背面から見るとこんな感じです。
かっこいいでしょ!?
次回は!?
「Julie Wataiと電子工作チャレンジ!」はシリーズものとして連載していく予定です。第1回目からなかなかおもしろいものが作れましたが、次回はなにを作ろうかな……。Julieさんや編集部と相談中です。
「こういうのを作って欲しい」「こうすればもっと面白くなるよ」などといったアイデアがある方は、fabcross編集部または筆者に直接アドバイスください。saijo@metacraft.jp
ではでは、また次回!
なお、今回の企画で制作したCADデータをアップしました(要会員登録)。
クリエイティブ・コモンズの表示 - 非営利 4.0 国際 ライセンスの下で公開していますので、是非ダウンロードして3Dプリンタでの出力や改造に挑戦してください。
※商用利用をご検討される際はfabcross編集部までお問い合わせください。
今回の使用パーツ一覧
・ArduinoUNO 2,940円
・Arducam 49.99ドル(約5,000円)
・MT9D111カメラモジュール 3,780円
・microSDカード16GB 1,500円
・リチウムイオン電池2000mAh 1,864円
・充電モジュール 1,644円
・バッテリーレベルインジケーターキット 654円
・トグルスイッチ 513円
・無接点プッシュボタン 150円
取材協力
白光株式会社
DMM3Dプリントサービス
Shaun Nakayama(3Dデータモデリング)