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それ、ラズパイでつくれるよ

それ、ラズパイでつくれるよ——人類史上最も無駄のないノートPC。をつくれるよ

「Raspberry Pi」の活用例を紹介する連載企画「それ、ラズパイでつくれるよ」。第7回は、ラズパイに標準搭載されているオフィスソフトウェアやWebブラウザを使ってみる。(撮影:園部達理)

ラズパイはあらゆることを可能にします

「オススメのパソコンある?」

私がよく聞かれる質問である。なぜかMacBookを欲しがる相手に、何に使いたいの? と聞くと、大抵書類作成や表計算などのオフィス業務が答えとして返ってくる。その度に私は思う。

それラズパイでできるよ。

そこで今回はラズパイを使って、オフィス業務をこなせるオススメノートPCを作る。

必要なのはちょっとした部品とあなたの創造力

用意するのは以下のもの。

待望のタッチスクリーン対応ディスプレイである。 待望のタッチスクリーン対応ディスプレイである。

まずディスプレイとラズパイを接続する。接続にはDSI(Display Serial Interface)を用いる。ディスプレイ側のDSIコネクタにケーブルを挿入し、

ラズパイのGPIOピンから給電するためにジャンパワイヤを接続しておく。

ディスプレイにラズパイを載せた後、DSIケーブルとジャンパワイヤをつなぎ、ネジ留めすれば接続は完了。 ディスプレイにラズパイを載せた後、DSIケーブルとジャンパワイヤをつなぎ、ネジ留めすれば接続は完了。
ジャンパワイヤ5Vを2ピン、GNDを6ピンにつなぐ(画像右)。 ジャンパワイヤ5Vを2ピン、GNDを6ピンにつなぐ(画像右)。

次に、キーボードの準備をする。今回は薄く仕上げたかったため、タブレット用に販売されていたキーボードを分解して使用した。ラズパイ本体とはUSBで接続する。

中身を引っ張り出すとこのようになる。 中身を引っ張り出すとこのようになる。

最後にダンボールに適当にキーボードを接着し、ディスプレイ等も適当に貼り付ければノートPCの完成。

キーボードはホットボンド、ディスプレイはガムテープで固定した。 キーボードはホットボンド、ディスプレイはガムテープで固定した。

マジックで好き放題に描くことができるため、愛着がわく絵を描くとなお良い。

PiBook Proの誕生です。どの辺がProなのかはわかりません。 PiBook Proの誕生です。どの辺がProなのかはわかりません。

美しい文章を書く場所を決めるのはあなたです

ラズパイのOSには標準でオフィス業務用ソフトウェア「LibreOffice」がインストールされている。「Writer」がWord、「Calc」がExcel、「Impress」がPowerPointに当たる。こちらを用いて大概のオフィス業務はこなせる。

標準搭載のオフィススイートである「LibreOffice」 標準搭載のオフィススイートである「LibreOffice」

資料をクラウドで共有したい! という声に、ラズパイはWebブラウザで応えることができる。

Google Chromeっぽいものがインストールされている。 Google Chromeっぽいものがインストールされている。

開くと見たことある感じの新しいページが表示されるので、”iCloud”と検索しアクセス、アカウント作成またはログインしよう。

するとブラウザからMacのオフィススイートにアクセスすることができる。こちらで作成した資料はiCloudで同期される。

Pagesを開いた様子。 Pagesを開いた様子。
デスクトップアプリと同様に書類作成ができる。 デスクトップアプリと同様に書類作成ができる。
レポートも書ける。 レポートも書ける。

段ボール1枚切り出しノートPCが光って見えてきたのではないだろうか。

”500g” とどこへでも

どんな仕事でもできると分かったら、実際に外で使ってみよう。驚くほど軽いため、どこにでも負担なく運ぶことができる。次「オススメのパソコンある?」と聞かれた際は、自信を持って「ラズパイ!」と答えられるのではないだろうか。

MacBook Airは1.35kg MacBook Airは1.35kg

今回は、ラズパイを使ってオフィス業務を処理した。段ボールで手軽に自分だけのノートPCを作って仕事をすれば毎日が明るくなるので、ぜひ試してみてほしい。

※このコーナーでは、みなさんの「それ、ラズパイでつくれるよ」をお待ちしています。問い合わせフォームからドシドシご応募ください。

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