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V-Sido 吉崎航インタビュー

ロボット操作を誰でも簡単に──制御システム「V-Sido」に込めた思い

安心安全なロボット社会をめざして

誰もが安心安全にロボットが使える環境を作るために、V-Sidoを広めていきたいと語る吉崎氏。 誰もが安心安全にロボットが使える環境を作るために、V-Sidoを広めていきたいと語る吉崎氏。

2013年2月、吉崎氏は株式会社V-Sidoを設立した。

「V-Sido コネクト」と呼ばれる、V-Sidoの一部機能をワンチップマイコンに収めたシステムを開発するなど、さまざまなロボットへの利用を模索する吉崎氏。最終的に目指したいのはロボットがいる社会だと語る。

「V-Sidoを作ったきっかけも、ロボットを人間が思い通りに動かすための仲介役が必要と感じたからです。例えば、いまiPhoneに入っているSiriをそのままロボットに転用しても使えませんし、音声認識が間違ってしまってはそもそもの意味がありません。人間の意志を正確に通訳するシステムが充実することで、ロボットが生活の一部に浸透するような環境になるのではと考えています」

ロボットが生活に浸透するためのソフトウェアが必要

実物の「V-Sidoコネクト」。ロボットの動作生成をサポートし、よりなめらかな動作が可能になるという。 実物の「V-Sidoコネクト」。ロボットの動作生成をサポートし、よりなめらかな動作が可能になるという。

まだまだ一般的とは言えないロボット利用の現状では、ロボットが身近になる社会を想像することは難しい。1台の優秀なロボットがあるのではなく、100万台のロボットが一般に広まった時にどんな社会になるか。同時にどんなリスクがあるのかを今のうちに考え、そのリスクを減らすために、制御システムが必要だと吉崎氏は語る。

「もちろん、変形ロボや等身大ロボなど、さまざまロボットを作ってみたいと思っていますが、そのロボットを安心安全に使える社会にすることが大切です。ロボットが生活空間に入ってくる社会の中で、誰でも使えるようになってくる時代がいずれ訪れます。人間とロボットがいかにして共存するか。そのための仲介役にV-Sidoがあると考えています」

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