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実用化を前提とした“未来のふつう”な製品コンテスト「Gugen 2013」、大賞は筋電義手「Handie」

2013年12月7日、未来に普通にありそうなハードウェアを実用性・商品性の観点で選ぶコンテスト「Gugen 2013」の大賞作品が決定した。exiiiの筋電義手「Handie」が大賞を受賞した。

「Handie」は、低価格で機能的でスタイリッシュな筋電義手。筋電義手は、手を失われた方が残された筋肉の電気信号を介して動かす義手で、従来の製品は数百万円と高価だ。Handieは、モーター数を最小限に抑え、3Dプリンタで部品を造形し、情報処理を自作の筋電センサとスマートフォンで行うことで材料費を2万円以下に抑え、さらにファッション性という付加価値を加えた。

補助手としての便利さも備えており、例えば、雨の日に義手で傘を持ちながら利き手でスマートフォンを操作したり、義手でナイフを持ってステーキを食べられたりするようになるという。Handieは先頃発表された国際デザインコンテスト「ジェームズ ダイソン アワード 2013」でも2位に入賞している

「Gugen 2013」はピーバンドットコムが主催するコンテスト。2008年から開催しており、当初は電子工作の普及のためのコンテストだったが、今回から将来普通にありそうなハードウェアを、実用性や商品性の観点で表彰するというコンセプトに変わっている。

大賞(賞金50万円)以外にも優秀賞(10万円)、協賛企業賞などが設けられている。実用的なプロダクトを生み出すという点に重きを置いており、さらにビジネス面からの評価も重視。スポンサーも募っており、受賞者をビジネス面でもサポートするという。

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