エプソン、320型大画面を体感できるメガネ型ヘッドマウントディスプレイ発売
2014/01/31 15:00
セイコーエプソンは2014年1月28日、メガネのように装着して使用するウェアラブル情報端末「スマートグラス」の新製品として、シースルーモバイルビューアーMOVERIO(モベリオ)「BT-200AV」と「BT-200」を2014年4月24日に発売すると発表した。
BT-200はメガネスタイルのビューアーで、ヘッドセットと接続するコントローラにGPS、地磁気センサ、加速度センサ、ジャイロセンサを搭載し、Wi-FiとBluetoothによる通信機能も備えている。Wi-Fi Miracast(Wi-Fi経由でスマートフォンなどの無線ディスプレイとして利用できる機能)にも対応した。
BT-200AVはBT-200に、HDMI出力を持つ機器と接続できるアダプタ(「ワイヤレスミラーリングアダプター」)を加えたセット。両製品とも価格はオープン。
MOVERIOのヘッドセット部には、0.42型の高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル「ULTIMICRON」を搭載している。この液晶パネルからメガネのレンズに相当する前面のハーフミラー層に映像を反射させると、20m先に320型相当の映像が見えて、2D、3Dを体感できる仕組み。ヘッドセット部は88g。
MOVERIO専用アプリのダウンロードサイト「MOVERIO Apps Market」も用意し、ARナビアプリやARシューティングゲーム、電子書籍アプリなど、各種センサを使ったアプリがダウンロードできる。写真/動画ビューワーや、音楽プレーヤー、Webブラウザをはじめ、メーラーやファイルマネージャーなどのアプリはインストールされている。