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普通のボールペンにしか見えない3Dプリントペン「LIX 3D PEN」

まもなくKickstarterで資金調達を開始する「LIX 3D PEN」は、まるでボールペンのような細身の外観でありながら、3Dプリンタ用のABS/PLAフィラメントを使って空間に絵を描ける3Dプリントペンの新顔だ。

LIX 3D PEN本体はアルミ製のスタイリッシュなボールペンにしか見えない。全長164mm、最大直径は14mm、動作の状態を表示するLEDインジケータが付いている。グリップ部は握りやすいよう径が12mmになっていて、ここにはプリントスピードをコントロールするボタンが2つ付いている。フィラメントはLIX 3D PENのヘッド部分から挿入する。

フィラメントにはPLAとPLAが利用できる。電源はUSBで、通電後約1分で3Dプリントできるようになるという。

3Dプリントペンは、Wobbles Worksが発表した「3Doodler」(99ドル)がKickstarterで234万ドル(約2億4000万円)を集めて話題となり、3月にはDim3printingが同様の機能を持つ「Dim3W」(99ドル)を発表している。この2つは本体がかなり太めで“普通のペン”には見えない。LIX 3D PENはやや割高だが一般的なペンほどのサイズで3Dプリンティングを可能にしている点がユニークだ。 

LIX 3D PENにはつや消しのブラックとホワイトの2色のカラーバリエーションがあり、1本139.95ドル(約1万4500円)で市販の予定。まもなく、Kickstarterで予約を兼ねた資金調達が開始されるという。

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