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アビーとオープンキューブ、3Dプリンタ事業を統合。新製品「SCOOVO X4」も発表

アビーとオープンキューブは2014年6月9日、3Dプリンタ「SCOOVO(スクーボ)」の企画・開発・販売を同月21日付でアビーに統合すると発表した。3Dデータシェア&コミュニティサイト「mono-logue(モノログ)」の運営も同日付でアビーに統合する。

2013年8月に販売を開始したSCOOVOブランドのパーソナル3Dプリンタは、これまでオープンキューブが企画・開発し、アビーが生産支援・販売支援に当たってきた。しかし、一層の成長が見込まれる3Dプリンタ関連市場において競争力を強化するため、SCOOVOに関わる全業務をアビーに統合する判断を下したという。

事業統合後も、SCOOVOはアビーのプロダクトブランドとして販売を継続。既に販売・出荷した製品についても、アビーが保証・アフターサポートの一切を引き継ぐとしている。

そしてアビーは同日、SCOOVOの新機種「X4」の発売も発表している。

今回発売するX4は、工業用3Dプリンタに迫るほど高精緻に造形できる上位モデルX9が持つ機能を継承。さらに家庭での利用をより意識し、本体サイズをコンパクトに設計して価格を大幅に抑えるなど、さまざまな改良が加えられている。

積層ピッチは、最小で50μm。本体サイズは386×336×267mm、重量は約11.2 kg。最大造形サイズは180×140×100mm。材料はPLAフィラメント(直径1.75mm)に対応している。希望小売価格は12万9444円(税抜き)、発売予定は2014年6月25日。 

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