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入門者も楽しく学べるRaspberry Pi搭載ロボット「Tiddlybot」

STEM(科学、技術、エンジニアリング、数学)、ロボット工学、プログラミングなどの学習を目的とした、Raspberry Pi搭載の低価格なロボットがKickstarterで資金調達を開始した。

オタマジャクシのような形の「Tiddlybot」は、Agilicが開発したロボットだ。Agilicはこれまでに培った建築設計のノウハウを生かし、新しい世代に向けたロボット工学やプログラミングなどの教育に積極的に取り組んでいる。

Tiddlybotの制御にはRaspberry Piが使い、スマートフォンアプリから操作したり、プログラミングを行える。カメラモジュールを搭載すれば、Tiddlybotの視点からロボットを操作できる。本体を自由に操縦してボディに取り付けられたペンでドローイングしたり、プログラムで幾何学模様を描かせたりして楽しめる。

Tiddlybot本体を含むキットは48ドル(約4900円)から(Raspberry Piなし)。またカメラモジュールやRaspberry Pi、Wi-Fi通信のためのUSBドングルを含めたフルキットでも115ドル(約1万1700円)と、類似の教育要ロボットと比較しても安価だ。日本への送料は15ドル。

目標資金額は2万7000ドル(約274万円)のうち、記事執筆時点で約3100ドルが集まっている。調達資金額が2万5000ドルに達した場合、ロボット工学の初心者でも分かりやすいようイラストで解説したガイドブックが付いてくる。以前fabcrossでも紹介した「GoPiGo」もRaspberry Piを利用した手頃な価格の初心者向けロボットだったが、目標を大きく上回る5万6000ドルを集めた。Tiddlybotも人気が出るのではないだろうか。 

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