プリンタメーカー別シェアを見ると、1位Stratasysが全体の25.1％（6月比、以下同。0.5ポイント減）、2位RepRapが19.8％（0.3ポイント減）、3位Ultimakerが13.4％（0.6ポイント減）、4位3D Systemsが8.1％（0.5ポイント減）と少しずつ減少している。なお、6位のPrinterbotと7位のLeapfrogのみ6月から順位が入れ替わった。

3Dプリンタモデル別では、3位以下に変化が見られた。1位「Replicator 2」が9.8％（0.4ポイント減）、2位「Ultimaker 1」7.8％（1.3ポイント減）は変わらないが、前回5位の「Prusa i3」が6.4％（0.4ポイント増）で3位に上昇し、前回3位の「Replicator 2x」は6.4％（0.1ポイント減）で4位に後退した。ただし台数にしてわずか3台という僅差だ。5位は「Ultimaker 2」5.5％（0.6ポイント増）、6位「RepRap」5.2％（0.9ポイント減）と続いている。

プリンタモデル別に、1カ月でどのくらい登録台数が増えたかを示すTrending Printersで、XYZ Printingの「da Vinci 1.0（ダヴィンチ）」が56.3％と大きく伸びて1位になっている。500ドルという低価格が効いているようだ。

3D Hubsはオランダに本拠を持つ3Dプリンタ共有サービスで、所有者が自分の3Dプリンタを登録し、ユーザーは3D Hubsのサービス経由で、最寄りの3Dプリンタから出力できる。全世界でサービス展開しており、3Dプリンタ登録数は6377台に達している。