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ストラタシス・ジャパン、日本限定仕様のPolyJet3Dプリンタ2機種発表

ストラタシス・ジャパンは、PolyJetテクノロジーを採用した産業用高機能3Dプリンタに、日本国内限定仕様の「Objet30 Prime」と「Objet Eden260S」の2機種を追加した。

米Stratasysは11月20日に、産業用3Dプリンタの新製品を発表しており、その中に「Objet30 Prime」というモデルも存在するが、今回の日本国内限定仕様モデルはObjet30 Primeの高解像度版となる。従来モデルの「Objet30 Pro」や米国発表のObjet30 Primeは最小積層ピッチが16μmのところ、Objet30 Prime高解像度版は14μmになっている点が異なる。

そのほか従来機との違いは、造型材料としてゴムライク樹脂や生体適合性材料などを含む12種類の造型材料が使用できること、造型時にドラフトモード(積層ピッチ36μm)が加わって従来のハイスピードモード(積層ピッチ28μm)よりも25%高速になったこと。

最大造形サイズは294×192×148.6mm、造型解像度はX/Y軸が600dpi、Z軸1600dpi。外形サイズは825×620×590mmで重さは93kg。

画像は「Objet Eden260VS」 画像は「Objet Eden260VS」

Objet Eden260Sは、水につけておくだけで溶ける水溶性サポート剤「FullCure707」を使える3Dプリンタ。先に発表していた「Objet Eden260VS」は水溶性サポート材に加えてジェル状フォトポリマーサポート材も使えるが、Objet Eden260Sは日本で要望の高い水溶性サポート材のみに絞って価格を抑えた製品。

Objet Eden260Sの最大造型サイズは255×255×200mmで最小積層ピッチは16μm。外形サイズは870×735×1200mmで重さは264kg。 

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