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英Noztekフィラメント製造器の新バージョン開発、制御はArduino

安価なABSやPLAのペレットを原料にして3Dプリンタ向けのフィラメントを製造する装置を作っている英Noztekが、タッチパネルで操作できる新型のフィラメント製造器「Noztek Touch Filament Extruder」を開発した。Arduinoをコントローラとして登載しており、各種の動作を適切に制御する。

以前紹介した「Noztek Pro Filament Extruder」では、原料のペレットを溶かすヒーターや溶けたペレットを押し出すモーターなどを物理的なスイッチで、ユーザーの判断で操作する必要があった。Noztek Touchでは、タッチパネルで温度や押出器のモーターの回転速度などを細かく設定できる。モーターのスイッチを入れても、ヒーターの余熱が終わるまではスタートしない。

動作時間はタイマーで設定できる。また、フィラメント製造中に設定した温度から大きく上下した場合に自動的に動作を停止する安全機能も備えている。USBを経由して、Arduinoのプログラムを更新すれば、新機能も追加できるという。

Noztek Touchの価格は300度まで加熱できる標準モデル1195ポンド(約21万2000円)、600度まで加熱できる高温度モデルが1639ポンド(約29万円)。 

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