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防水クラウドカメラとスマホを使ったホームセキュリティ「Safie」

Wi-Fi対応の防水クラウドセキュリティカメラとスマートフォンを組み合わせて、自宅や店舗のビデオ監視が手軽かつ安価にできるセキュリティシステム「Safie」が、Makuakeに登場。数日で目標金額を大きく上回る資金を調達している。

Safieは、ソニーグループで顔認識や画像処理技術を持つモーションポートレートからスピンアウトして、ソネットからの出資を受けて開発されたクラウド型防犯カメラサービス。代表のSadoshima Ryuhei氏によると、自宅を建てた際に、ホームセキュリティや防犯カメラシステムの導入を検討したところ、初期費用で数十万円、月額数千円という価格にもかかわらず、ローテクでユーザーフレンドリーではないということに気づいた。そのため、一般家庭でも気軽に導入できる、使いやすくて高性能な見守り/防犯カメラサービスを安価に届けたいという思いでこのプロジェクトを始めたという。

Safieは、Wi-Fiでインターネットに接続できる環境があれば、映像は自動的にクラウドサーバにアップロードされる仕組み。Live画像視聴は無料、7日間のHD録画は月額980円という低価格で、安全に高画質映像を見ることができる。サービスの利用は、Safie対応の防水クラウドカメラ「QBiC CLOUD CC-1」(ELMO製、税別1万9800円)を用意し、iPhoneにアプリをインストールして、Wi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)経由でクラウドカメラの設定を行い、後はカメラを監視したい場所に設置して電源と接続すればよいという手軽さだ。設定はPCからも可能で、Androidアプリは5月に対応の予定。

カメラの視界に動くものがあったときにスマートフォンにアラートを送れるので、来客監視にも利用できる。カメラとサーバーのデータ転送など通信は最高水準の暗号化を行っているという。

目標金額70万円だが、記事執筆時点で既に230万円以上を集めている。現在、クラウドカメラ1台を20%引きの1万5840円で(税別)で購入できるコース、カメラ2台を25%引きの2万9700円(税別)で購入できるコースなどが提供されている。出荷は4月中の予定。 

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