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XYZプリンティング、米国で「da Vinci 1.1 Plus」発表——Wi-Fi、モニタカメラ付き

台湾のXYZプリンティングは、米国においてFFF(熱溶融積層)方式3Dプリンタ「da Vinci(ダヴィンチ)」シリーズの新製品、「da Vinci 1.1 Plus」を発表した。プリント機能そのものは従来機「da Vinci 1.0A」と同じだが、Wi-Fi/有線LAN接続対応や、モニタカメラ、カラータッチパネルディスプレイを搭載した。

da Vinci 1.1 Plusは、da Vinci 1.0Aや、その3Dスキャナ搭載型「da Vinci 1.0 AiO」と同じサイズの筐体で、これまでのUSBに加えて、Wi-Fiおよび有線LANインターフェースと、プリントをモニタできるカメラ、5インチのカラータッチパネル液晶ディスプレイを備えている。発表に合わせてiPadやAndroidタブレット向けに、3Dモデルデータライブラリにアクセスしてda Vinci 1.1 Plusでプリントできるアプリ「XYZapp」をリリースしている。プリントはPCやタブレットを使わずda Vinci 1.1 Plus単体でも可能。

外形サイズは468×558×510mm、重さは約27kg。最大造形サイズは200×200×200mm、最小積層ピッチは100μm。プリントヘッドは1つでノズル直径は0.4mm、フィラメント径1.75mmのABS/PLAフィラメントが使用できる。これらの性能はda Vinci 1.0Aと共通だ。

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