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3Dプリントしたティラノサウルス幼体の骨格を国立科学博物館で展示

凸版印刷と国立科学博物館は、まだ発見されていないティラノサウルスの幼体の全身骨格を、最新研究成果に基づいてデジタル3Dデータとして世界で初めて復元し、3Dプリンタで出力して7月にリニューアルオープンする国立科学博物館地球館3Fで展示する。

凸版印刷と国立科学博物館は、2013年からITを活用した体験型の科学学習コンテンツを開発する共同事業を行っている。第1弾として、ティラノサウルスとトリケラトプスの骨格標本を3Dデジタル計測してバーチャルリアリティコンテンツにした「V×Rダイナソー」を企画展などで展示したほか、米国のスミソニアン国立自然史博物館の展示にも採用されている。今回のティラノサウルス幼体の全身骨格復元はその共同事業の第2弾。ティラノサウルス近縁種であるタルボサウルスの幼体の化石(2013年モンゴルで発見)を正確に3Dデータ化し、ティラノサウルスとタルボサウルスの差違を反映してデジタル復元した。

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