モーターを使った工作をラジコンにできる「のせラジ」、Makuakeで資金募集
2015/04/14 16:00
子ども向けアプリ作成教室を展開するイーヴァは、子どもが作ったモーターを載せた工作に追加することで、簡単にラジコン化する小型装置「のせラジ」の製品化プロジェクトをMakuakeで開始した。のせラジをモーターと電池の間につなぐと、iPhone/iPadアプリでコントロールできるようになる。
のせラジは、4点スイッチ(接点)入力と、2系統のモーター制御出力(PWM制御、-125~125ステップ)を持ち、電源入力は2.4~6V、サイズは40×20×9mm、重さ7g(のせラジユニット本体)の装置。モーターを使った工作に載せて電池とモーターをつなげば、専用のiPhone/iPadアプリを使って2つのモーターの回転方向や速度を制御できる。さらに工作にスイッチを付けてのせラジとつなぐと、スイッチを押したときにモーターの動きを変えるといった動作も可能にする。のせラジにはスタンダードモデルと、ジャイロセンサ/加速度センサを追加したジャイロモデルの2種類を用意する。また、はんだ付けなしにモーターなどの配線と接続できるワンタッチ端子台を備えたベースユニットもセットになっている。
イーヴァでは、のせラジ対応のアプリを作るためのソフトウェア開発キット(API)を提供する予定で、例えばiPhone/iPadが持つモーションセンサやGPS、インターネット接続機能を活用したアプリを自由に開発して配布できるという。
Makuakeのプロジェクトの目標金額は230万円、募集期間は6月19日まで。記事執筆時点では、のせラジ(スタンダードモデル)1個とベースユニット1個のセットが1万円(税別)。のせラジ(ジャイロモデル)1個とベースユニット1個のセットが1万3000円(税別)。2015年8月中に送付予定だ。