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座布団やベッドも。製品を簡単にIoT化できる「Strobo IoT Suite」

ベンチャー企業のStroboが、アプリ開発やサーバ構築などの手間を省き、自社製品を簡単にIoT(Internet of Things)化できるソリューション「Strobo IoT Suite」を発表した。

Strobo IoT Suiteは、インターネット連動のセンサ・アクチュエータをそろえた「IoT ハードウェア開発キット」、IoTを運用するためのストレージやメッセージングサービスをクラウドで提供する「Strobo IoT クラウド」、IoT化させた製品と連動させるアプリ開発支援ツールの「IoT App SDK」によって構成される。

こうしたStrobo IoT Suiteを使って開発したIoT製品の事例として、同社は“スマートクッション”の「cuxino(クッシーノ)」とスマートフォン連動ベッド「mikazuki(ミカヅキ)」をあわせて発表している。

cuxinoは、オフィスチェアに置いて利用するセンサ内蔵の座布団。cuxinoに座るユーザーの姿勢の正しさをリアルタイムに評価する機能、座っていたときの姿勢の正しさや着席・離席状況を日次・週次・月次で確認できる機能、離席すると自動的にPCをロックする機能、毎日最初に着席したときにチーム向けコラボレーションツール「Slack」で自動的に出勤を通知してくれる機能などを備えている。 

もう一方のmikazukiは、快適な目覚めと眠りの見える化を追求するために開発したベッド。最適なタイミングを見計らって起床を促し、他のIoT製品と連携することで照明を付けてエアコンを起動してくれるなど、目覚めやすい環境を整えてくれる。さらに眠りの深さや眠りに落ちた時間などのさまざまデータを収集・保存し、睡眠状況をグラフ化してくれる見える化機能なども搭載している。

今秋には、cuxinoとmikazukiのモニタープログラムを実施予定。モニターに両製品の試作版を実際に利用してもらうことで、品質改善に役立てていくとしている。

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