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ワイヤレスのプログラミングに対応のBLE搭載Arduino互換ボード「LightBlue Bean+」

Bluetooth Low Energy(BLE)を搭載したArduino互換ボード「LightBlue Bean+」がKickstarterで注目を集めている。ワイヤレスによるプログラミングに対応し、ビーコン、MIDI、HID、ANCSなど、多彩な用途が想定されている。

LightBlue Bean+の本体サイズは35×65mm。GPIOピン数は16本。対応OSはWindows、Mac OS X、iOS、Androidとなっている。プログラミングにはArduino IDEかiOS/Android向けの専用アプリを利用できる。

対応電圧は3.3Vと5Vから選択可能で、バッテリーの電流は600mAh。再充電可能で、電力消費を抑えるようプログラミングした場合、1回の充電で1年以上の動作も可能だ。充電はマイクロUSB端子を利用し、充電用コードが付属する。端子はあくまで充電用のもので、PCへの接続・認識には対応していない。他にもSeeed Studioが開発したGroveコネクタを2基備えている。

通信可能な距離はiPhoneなどのスマートフォンが相手の場合は250m、Bean+端末同士なら400mまでだ。 

開発元は米Punch Through。Kickstarterでは「PICO」「NANO」「MEGA」「GIGA」の4種類のプランが用意され、PICOはLightBlue Bean+端末1点のみ、NANOは端末2点がセットになっている。MEGAには端末2点とLightBlue Bean+向けに開発されたGroveコネクタ用キットが、GIGAには端末4点に加えてGroveコネクタ用キット、Groveシールド、プロトボードシールドが付属する。

価格はPICOが39ドル(約4800円)、NANOが78ドル(約9700円)、MEGAが84ドル(約1万400円)、GIGAが164ドル(約2万300円)。KickstarterではPICOとMEGAの早期割引分が用意されていたが、既に完売している。

Kickstarterでのプロジェクト目標額は3万ドル(約372万円)だったが、8月12日時点で目標額を大幅に上回る8万4000ドル(約1042万円)を集めている。出荷については、2015年12月となる予定だ。

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