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Moffが1.6億円を調達し、「Moff Band」のゲーミフィケーションプラットフォームなどの開発を進める

ウェアラブルおもちゃ「Moff Band」の開発、製造、販売を手がけるMoffは、バンダイナムコエンターテインメント、ORSO、TomyK、および個人投資家を引受先として、総額1億6000万円の第三者割当増資を行った。この資金により、ゲーミフィケーションプラットフォーム開発などの人材を採用してチーム体制を強化するという。

Moff代表取締役の高萩昭範氏。 Moff代表取締役の高萩昭範氏。

Moff Band(発表当時はMoff)は2014年2月に発表されたウェアラブルおもちゃで、手首に付けて動かすとスマートフォンのアプリと連動してさまざまな音を出す。MoffはMoff Bandの企画開発を行ってきた高萩昭範氏と米坂元宏氏によって2014年10月に設立された。

Moff Bandは2014年秋に日米で一般販売を開始したが、Amazon電子玩具カテゴリーにおいて、日本で1位、アメリカで2位を記録するなど高い人気を持つ。

Moffは今後、Moff Bandのフィットネスやヘルスケア分野におけるゲーミフィケーション化を可能にするプラットフォーム「アクティブ・ゲーミフィケーション・プラットフォーム」を強化する計画で、今回得た資金は、ゲーミフィケーションプラットフォームの開発、ユーザーの動作/活動データについて人工知能/機械学習の手法を用いた評価/解析、パートナーとの事業開発の3つのポジションの人材採用などに利用し、チーム体制を強化していくとしている。

また、今回出資したバンダイナムコエンターテインメントおよびORSOと、コンテンツや事業開発面で協力を進めるほか、アメリカ現地法人Moff USA Inc.を設立する。

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