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Polymaker、ポリカーボネートベースのフィラメントを発表

中国の上海に本拠を構えるフィラメントメーカーのPolymakerは、FFF(熱溶融積層)方式3Dプリンタ向けの新製品として、ポリカーボネートをベースにしたフィラメント「PC-Plus」を発表した。

ポリカーボネートは、高い耐衝撃性、高温/低温に耐え、変形しにくいといった優れた特徴を持つ。Polymakerが開発したPC-Plusは、これまでは産業用3Dプリンタだけで利用できたポリカーボネートを、一般的な3Dプリンタで扱える250~270度で出力できるようにした。ABSやPLAと比べて機械的強度に優れ、耐熱性(110度以上に耐える)があり、透明度が高く、着色も容易という。

PC-Plusは10月発売予定で、価格は1.75mm径750gが46.99ドル(約5700円)。また、同じポリカーボネートベースで、さらに機械的特性、靱性に優れた「PC-Max」を年末までに発売するとしている。

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