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Raspberry Pi公式のWVGAタッチパネルディスプレイ発表、日本でも購入可能

英Raspberry Pi Foundationは、Raspberry Pi向けの公式タッチパネルディスプレイを発表した。ディスプレイサイズは7インチで解像度は800×480ピクセル(WVGA)、10点のマルチタッチに対応する。日本ではアールエスコンポーネンツが取り扱っている。

Raspberry Pi Foundation公式ブログによれば、Raspberry Pi用の小型ディスプレイは2年ほど前から検討しており、当初はもっと早く提供するつもりだったがさまざまな課題があり時間がかかった。最終的には低価格で優れた性能を持つ製品に仕上がったという。

Raspberry Pi本体とはDSIケーブルで接続し、Raspberry PiからGPIO経由で電源を供給できるので、ディスプレイ用に別にACアダプタなどを必要としない。マルチタッチは静電容量式で、マウスなしでRaspberry Piを操作できる。また、Pythonで書かれたGUI開発システム「Kivy」を利用すれば、携帯電話やタブレットのようなタッチインターフェースで使えるアプリケーションを、Raspberry Piで作ることができるとしている。 

800×480ピクセル(毎秒60フレーム)、24bitカラー表示が可能で、視野角は70度。スクリーンサイズは194×110×20mm。製品には、ディスプレイ本体の他、アダプタボード、DSIリボンケーブル、GPIOジャンパワイヤ、取り付けネジが含まれる。

日本ではアールエスコンポーネンツが取り扱いを始めており、価格は8168円。記事執筆時点では売り切れだが10月初旬に入荷予定となっている。

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