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Arduinoで制御する5軸のデスクトップロボットアーム「Maximo」

先週もArduinoを使った4軸制御のデスクトップロボットアーム「Dobot」を紹介したが、Arduinoで制御するロボットアームがまたしてもKickstarterに登場した。「Maximo」は、工場の組み立てロボットを模したデスクトップロボットアームで、5軸制御と自由度の高い動きが可能ながら、265カナダドル(約2万3500円)からと安価な点がウリだ。

Maximoの本体はアクリル製。部品点数225個のキットで提供されるが、組み立ては容易で、プラスドライバーがあれば初心者でも3時間ほどで組み立てられるという。アームの先端に装着するモジュールとして、グリッパータイプのものが標準で付いてくるが、オプションで購入すれば、丸いものや小さなものもつかめる上級グリッパータイプ、貨物を載せる荷台タイプやペンホルダータイプとも交換可能だ。キットには詳細な組み立てマニュアルのほか、ロボットアプリケーションを作成するための開発ツール「Microsoft Robotics Studio」の無償ライセンスも含まれる。Maximoを使ってロボット制御について学ぶカリキュラムも用意している。

Maximoは11月16日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点では、目標額の5万カナダドル(約446万円)に対して、8000カナダドル(約72万円)以上を集めている。記事執筆時点では、265カナダドル(約2万3500円)でMaximoのキットを1組入手できる。オプションの先端モジュール(上級グリッパータイプ、貨物を載せる荷台タイプ、ペンホルダータイプ)を希望する場合には395カナダドルの(約3万5000円)のキットを購入する必要がある。日本までの送料は要問い合わせ。発送予定はいずれも2016年の1月だ。

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