東京発、天気を“物理的にディスプレイする”天気予報装置「tempescope」がIndiegogoに登場
2015/10/01 15:00
東京発、“天気を再現する”これまでになかった天気予報装置「tempescope」のプロジェクトがIndiegogoで始まった。開発しているのはGoogleのソフトウェアエンジニア河本健氏が率いるエンジニアとデザイナー計6人のチーム。スマートフォン経由でインターネットから天気予報情報を取得して、装置の透明なケースの中にリアルに再現するという。
tempescopeはシンプルでインテリア性のある外観が特徴的だ。105×105×365mmの角柱の中に再現されるのは、雨、曇、雷、晴れの4種類の天気だ。一度スマートフォンにアプリを設定してしまえば、その後は自動的に最新の情報に更新され、それに従って再現する天気の種類も変わる。さらに、アプリから指定して、特定の場所の天気や、ある特定の種類の天気のみを再現させることも可能だ。
tempescopeはIndiegogoでクラウドファンディング中。記事執筆時点では目標額の39万8000ドル(約4780万円)に対して、最初の24時間で約12万ドル(約1440万円)以上を集めている。記事執筆時点では、199ドル(約2万4000円)でtempescopeのキットを1組入手できる(ドライバーで組み立て可能)。送料は15ドル。発送は2016年の4月の予定だ。